Addicted to....

ターンレフト・ターンライト

原題:向左走・向右走(2004/香)
監督:ジョニー・トー
出演:金城武、ジジ・リョン、テリー・クワン
評価:★★★

【コメント】
初めて映画館で観た時は、何となく泣いてました。
一生懸命何だけど伝わらない、あと少しなのに届かない
そんな想いの強さにやられてしまったというか。
派手な演出はないけど、心温まる映画でした。

ジジも金城君も全然好きじゃないんだけど、
そんなわけで、この映画は大好きです。
ポーランドの詩とステフの「遇見」、
ジミーさんのあったかいラブストーリー、
あと脇役みんなの好演がこの映画を支えてますよね。
レッドクリフ

原題:赤壁(2008年/中・香・日・韓・台)
監督:呉宇森
出演:梁朝偉(トニー・レオン)、金城武
張豊毅(チャン・フォンイー)、張震(チャン・チェン)
趙薇(ヴィッキー・チャオ)、胡軍(フー・ジュン)
中村獅童、林志玲(リン・チーリン)
評価:★★★

何から語ればいいものやら・・
興奮して頭がぐるぐるしているので、
とりあえず思いついたことから殴り書き。

『レッドクリフ』と言いながら、実際の赤壁の戦いは
始まらずに「とりあえず、完」とは、なんたること!!
それだけ気合入りまくり〜のジョン・ウーさん
と、オールスター軍団でした。
しかしながら、この顔ぶれはすごいよね。
久々に大金積んだかいのある映画を観たって感じ。
(宣伝では制作費100億とか。どひゃー)
戦闘シーンへの中国政府のバックアップといったら
政府の威信もかかった映画ですな。
中国からしてみれば、彼らの知力と武力と徳を
見せ付ける最大のチャンスだったと思います。

男と男の絆のドラマ、
美しいアクションとともに送られる戦いのシーンと
そこから逆説的に語る平和への願い
どれをとってもジョン・ウーの十八番とするテーマが
『男たちの挽歌』からよりパワーアップ、
スケールアップして語られていますね。

ピンチヒッターとはいえ、金城くんの演技はひでーーー
「死せる孔明、生ける仲達を走らす」
の諸葛孔明なのに、知のかけらも感じられない。
だいたいなんだ、あのにやにや顔は・・・

ひきかえ、けっこう健闘していたのは
フー・ジュンだと思いました。
アクション俳優はアクション俳優らしく
寡黙に、筋肉に裏打ちされたしなやかな
戦いっぷりを魅せてくれました。

そして、チャン・チェン、
優柔不断だけどプライド高くて狡猾そうな
若き王子がぴったんこはまってましたー!!
オーラが素敵(はっきり言ってエロイ)です。

そしてそして、デルモな男達に囲まれながら、
なんとか眉目秀麗だったと言われる周瑜を
(これまたピンチヒッターながら)
見事に演じきった、とにーさまぁ!!!
相当シェイプアップしていてかっこよかった。
趙雲をかばって矢を受けた時のかっこよさといったら
誰よりも若々しかったですよ。
登場までのじらしかたもにくかったね。
さんざんじらしまくって、
ぱっと出てきたのは、トニーのもっとも魅力といわれる
部分「目」のどアップですからね。
観客のボルテージ(注:トニーファンだけ)は
間違いなく絶頂だっただろうね。
出てくるまで一時間ぐらいまったけど。

あ、小喬はいなかったことにします・・・・
でも、一言言うと、パティ・ホーの初ドラマ主演よりは
かなりましな演技でした。(=ほめてないよ)

印象に残ったシーンは、先ほどもあげたけど
まずはトニーの戦闘シーン全般。
久々にトニーの雄姿を拝めたかんじ。
ラスト・コーションのエロ涙演技より全然いいです。
それと亀の陣形?を上から見下ろすシーン。
多勢に無勢で頭で勝負する戦いって
観ててぞくぞくするから大好きです。

パート2は来年の4月公開ということですが、
本当に待ち遠しいかぎりですねー。
蛇足ですが、これ『レッドクリフ』とそのまま訳すのって
センスないよなー。。
ちなんだことわざとか使えばいいのに。
欧米に媚売ってるかんじがいやらしいです。

さらに蛇足ですが、これ出演断ったユンファ兄貴
何があったにせよ、大変大変もったいなかったと思います。
玻璃の城

原題:玻璃之城/City of Glass(1990/香)
監督:メイベル・チャン
出演:レオン・ライ、スー・チー、ダニエル・ウー、ニコラ・チャン
評価:★★★

【コメント】
高校時代からつきあっていた二人だが、
彼の留学を機にすれ違いから離ればなれに。
時を経て、二人は香港で再会。既にお互いには妻、夫がいた。
それでも離れがたい二人は、秘かに不倫関係を始める。
彼は自分も愛しているけど、妻も愛してる・・・
そんな彼に耐えかねた彼女は、別れを決意して、一人ロンドンへ。
だが、またしても二人は再会。
今度こそ離婚して二人の人生が始まるはずだったのに?!
物語は、二人の子供が親の亡骸を引き取りに
ロンドンへ来るとこから「回想シーン」として展開する。
子供同士の関係にもスポットが当てられて、凝っている。

リヨンの映画の中でも、これはほんとに大好きです。
二度目に別れようとする時、
「君と過ごした学生生活が一番幸せだった」
って言ったリヨンに対して、
「あなたがいなくて、あなたの帰りを待っていた。
一番あなたを愛したのはそういう時期だった。」
って涙ながらに言う彼女とかね。
問題は、物理的に一緒にいられることではなくて、
魂がお互いだけを愛しているか?ということなんですよね。
ここが、その場の快楽を大事にする一般男児とは、
相容れない価値観なのかなぁ。。
この「すれ違い」に涙せずにはいられないですなぁ。
スーチーの自然体の演技が余計に涙をそそります。

男性にとって、2人の女性への愛は両立しても、
女性にとってその事実は受け入れ難いものですね。
頭では許せても。
彼にとってのthe only oneでありたいと想う女性の葛藤は
いつの世も普遍的だと思いますが、いかがでしょうか?
月夜の願い

原題:新難兄難弟 He Ain’t Heavy He’s My Father(1993/香)
監督:ピーター・チャン
出演:トニー・レオン、レオン・カーファイ、カリーナ・ラウ、アニタ・ユン
評価:★★★

【コメント】
この年代の香港映画にしては、よくできたプロット。
トニーの父役にレオン・カーファイ、母役にカリーナ・ラウ、
恋人役にアニタ・ユン、とまわりを演技派で固めたのもよかった。

基本は自己のため、その他へは八分目の労力でしか
人と付き合わない現代人からしてみれば、
一緒に暮らす家族と近隣と全員のために、
精一杯に生きる彼らの姿には涙がこみ上げるほど胸が熱くなります。

笑いあり、涙あり、月並みな感想ですが・・・
親子、家族の絆の強さにほっとする映画でした。

個人的には、わがままお嬢さんから、年老いたママまで演じる
カーリンの演技に惚れました!
不能説的秘密

原題:不能説的秘密(2007年/台)
監督:周杰倫
出演:周杰倫、グイ・ルンメイ、アンソニー・ウォン
評価:★★★

念願の『言えない秘密』、観てきました!!!
映画を味わえるほどの心のゆとりがあったとは
とても言えない精神状態が続いてましたが。

どこからどう言っていいものやら。
目から耳から頭から心の底から、じえるんを感じられる映画。
彼の才能にぞっこんのasakoにとっては、
この映画を今このときに観にいったことは、
これ以上ないほど至福の「自分へのご褒美」でした。

彼女と一緒にピアノを弾くときのじえるんが好き、
彼女を背中にのせて自転車をこぐじえるんが好き、
ふてくされながらも父親と暖かく接するじえるんが好き。
こんな映画を、ストーリーから音楽から舞台から
自作自演で届けてくれたじえるんが好きだーーーーー!!!
みそじ手前の「学生」だということはどうでもよいのである。

音楽っていいな、と素直に思える映画だった。
これぞ、まさにじえるんからの強いメッセージだったと思う。

そして「じえるんの映画」ということを抜きにして考えても、
わたしはこういうBack to the Future的なロマンスって
大好きです。ストーリーも★★★

おまけ・・
グイ・ルンメイは清楚で美しかった。
じえるんの後輩宇豪、このたび結婚した弾頭、
かれらと同じグループ南Maの張傑もカメオ?出演してる。
ゴージャス

原題:GORGEOUS/玻璃樽
監督:ヴィンセント・コク
出演:スー・チー、ジャッキー・チェン、トニー・レオン、
リッチー・レン、エミール・チョウ(チャウ・シンチー、サンドラ・ン)
評価:★★☆

【コメント】
アルバートさんほど愛すべきキャラはいないでしょー。
はっきりいって、この映画主役の二人(特にジャッキー)
なんて、どーでもいいし。

「あたし、いやよ〜ん」とかいいつつ、なんだかんだとお世話しちゃう
心優しきアルバートさん、実はゲ○な設定なんだが、
挙動発言思考回路がいちいちうけすぎます。

ちなみに、この映画カメオ出演のワンカットがこれまたうける。
「チョウユンファーさんだー」とかいって写真撮影をせがみなら
リチレンのかばんをスってくおばちゃん、サンドラ・ン、最高です。
靴に恋する人魚

原題:人魚朵朵(2005/台)
監督:ロビン・リー
出演:ビビアン・スー、ダンカン・チョウ
評価:★★★

【コメント】
あんまり良い評判を聞かないので、
アイドル主体の単なるおとぎ話なのかな、
と思ってましたが、ものすごく感動しました。

アーティスティックに凝った演出でない分、
伝えたいことがくっきりと、そして自分と身近に
感じられて良かったと思います。

幸せは歩いてこない・・・
ふと気付くと、意外と近くのものに幸せはあるもの。
自分の置かれた環境に、他人との比較とかでなく、
素直に向き合ってみられる人こそ幸福なのかもしれません。
恋する惑星

原題:重慶森林(1994/香)
監督:ウォン・カーワイ
出演:トニー・レオン、フェイ・ウォン、金城武、
ブリジット・リン、チャウ・カーリン
評価:★★★

【コメント】
失恋トニーのアホアホ、ボケボケ加減が大好きだわ。
自分のうちの物にぶつぶつ独り言言ってるトニー、かわいすぎだし。
フェイちゃんの犯罪まがいな行動も大好きだわ。
恋するおとめ、万歳!!!!ですよ。
曲も演技もストーリーもテンポ良くて大好きです。

金城×ブリジット林姉さんとの前半で、
ちょこちょこ後半の登場人物が顔見せてるのがかわいい。
警官姿のトニさんがかわいい。
こそこそ人んち入ってるのがばれて、
足つっちゃうフェイちゃんがかわいい。
恋するっていいなー、と単純に思ってしまう映画です。
地下鉄の恋

原題:地下鉄/Sound of Colors(2003/香)
監督:ジョー・マ
出演:トニー・レオン、ミリアム・ヨン、チャン・チェン、
ドン・ジェ、ファン・ジーウェイ
評価:★★★

【コメント】
なぜ日本で大々的に上映しなかったのかなぁ。
『ターンレフト・ターンライト』のジミーさん原作で
トニさまだけでなく、ミリアム・ヨン、ドン・ジエ、
イケ面(喜!)チャン・チェンとファン・ジーウェイ
と日本でもこの筋の迷には知名度ある人達が出てるし、
(あ、あと何気にラム・シューも)
音楽はイーダ君作曲の「地下鉄」をエルバが歌った
めちゃくちゃ良い曲だし。

展開が読めるラブコメ、だけど
「心の暗闇はいつか晴れる」と思えるメッセージは
病気と闘ってきたジミーだからこそ力強く感じられるし、
監督もそのテーマを大事に汲み取っていて、
主演者もそれを軸に演じているから、
チープなラブコメでは感じられない深みがあると思います。

全体的にきれいな色遣いで、
暗闇の中で音だけ聞こえるシーンが美しい。
彼らができたように、心の灯りで物事を見られますように!!!
花様年華

原題:花様年華(2000/香)
監督:ウォン・カーワイ
出演:トニー・レオン、マギー・チャン
評価:★★★

【コメント】
回を重ねるたび、味わい深くなる『花様年華』。
タクシーの中の二人、食事をとる二人、
二人のホテルからマギーがいなくなった時のトニーのあの演技、
数年ぶりに昔の部屋に戻ってきて懐古するときのマギーの顔。
あぁこの映画が好きでたまらない。

他にもたくさんたくさん好きなシーンはありますが、
この映画は最後の「あのシーン」に尽きます。
アンコールワットで木の穴に秘密を埋めるとこ。
言葉も動きもない、ほとんど後ろ姿だけで、しかも遠目からの映像。
なのに、なぜにあの後ろ姿は、
痛々しいほど苦しい想いを語るのでしょう。